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2018年4月8日日曜日

CB750 SEVEN HALF project モノサス化編 其の1.5




スタビライザーの作製です。

心の部分に被せる様にして装飾兼補強の為に
ハスに切った同素材を綺麗に擦り合せて溶接です。



























CB750の重苦しいリア周りが一新、
とてもスタイリッシュになりましたね!




スクショで申し訳有りません、
ASKのクルーが僕の描いたラフに着色をしてくれました、

グッとよくなりましたね、

しかし、この通りに作らないといけないのもプレッシャー。
思い描いたカタチに出来るのは本当に気持ちがいい事。

作りたい形を想像して、出来なかった時の悔しさと言ったら
もう、、、、、、

クルーのM君はとってもフォトジェニックで
被写体として単品で成立する様な男前、
醤油顔の代表みたいな僕とは大違いで
皆に愛されるインテリジェンス筋肉である。

こういったパブリックな場所に写真を載せると
問い合わせが殺到しそうなので控えます、笑





ASKでは今回のCB750のオーナーを募集しています、
着地の予想額はおよそ120万ですが、
内容で変動します、

勿論、高いって思う人はそれ迄だけど、

60万そこいらで腰上すら明けてないコンプリート
を見ると結構うんざりする物である、、、


勿論、単体持ち込みのカスタムも受けてます、
が、スタイリングが好みであれば
コンプリートを検討された方が金額的には
御安く済みます、、、、、

2018年4月7日土曜日

CB750 SEVEN HALF project モノサス化編 其の1



ジャスティス!フォーエバー!

僕です。今回も先行配信しているインスタグラム
からの引用で詳しく説明して行きたいと思います。






先ずは先立つ基準となるシートレール、

当店はよほどの精密さが求められない限り
基本は手曲げによる作製となりますが、

ちょっとした楽と言いますか、
裏と言いますか、
写真の様なフロントから始まるループで
曲げのポイントが四つ角になる場合なんかは
一旦同じ曲げ角で曲げた物をインロウに
よって接合しています、

これで個々の曲げ角度を気にしないで
平面上の曲げを行えば不規則な曲げの配置に
も対応出来るんです、








ある程度のクリアランスも許されるのが
この方法でもあるので、
曲げ角と直角に下ろした寸法が
多少ずれていてもインロウの入り具合で
細かく調整出来るのも嬉しい所。





ノッチングも綺麗に行っておけば後々の修正が
最小限に抑えられますので、ぴたりとハマる様に
行います。




さて、カンチレバー式の要となる
モノレバーです。

構造用鋼管 R付キ角 ミガキ t2 です。
ひとりぼっちビルダーの私は写真を
取ってくれる人もいませんので、
次のコマにはもう完成してます。


曲ゲたモノがこちらになります








パイプを途中で切って微細な角度を調整しては
いけない法律は無いので、センターで割って
微妙な調整をしました、

後の項で継ぎ目の部分にサスペンションピボット
のマウントと補強プレートが付きます。



こんなに見晴らしの良いお尻のRC42はなかなかいないぞ!!






びみょーなディテーリングは実際の
塩梅を見ながらですのでご容赦下さいませ、、




ちなみに、HONDAエンジニア時代で入庫したら触りたくない
バイクのランキングにRC42が入っていたのは
ここだけの話しだけど。




なぜかと言うと



RC42は発電系統が弱くて(持病)
新車でもマックスで灯火類を点けると
充電電圧が10V付近迄下がる。

そう、こんな特性があるバイクなのに
営業マソがやれ”グリップヒーター”だの
”GPSナビ”だの勧めてしまうものだから
当然バッテリー上がりが続出。

仕方なくアイドリングを2000回転ぐらい迄
上げて納車、、、、

くだらん、くだらなさすぎる。。。。


個人でMFバッテリーに換えても同様の
バッテリー上がりが必ず起きる。

液充電タイプでないと蓄電しない。

おまけに対策前のうんこレギュレーターも故障
して、どこが悪いのか解らなくなる。

もう、とんでも設計である。。。




が、



今回のプロジェクトはほぼLED化して
メーンハーネスも効率化するから
僕はMFに交換してしまうかも、、、

もしかしたらね、、、

多分ヒヨッて液充電タイプ、、、




2018年4月3日火曜日

CB750 SEVEN FIFTY






インスタグラムで載せた物の詳細説明Blogに
なってしまってます。うんうん。


ご覧頂いているのはCB750 RC42 

通称SEVEN FIFTYです、

RC17系のエンジンを搭載したHONDAの代表する
ネイキッドバイクですね。

ヨーロッパをはじめ、日本以外での国でカフェレーサーの
ベースとしても人気の車種です、そんなRC42を今回
ASKでカスタムする事にしました、

いい加減チョッパーが恋しくてムラムラしていますが
もう少し焦らす事にします。。。。





インスタベースなのでいきなりカットしてしまった
写真しか有りません。。。ごめんなさい。

RC42独特の”間延び感”及び”腰が低い”感じを
消したかったのでバッツリとカットです。




カンチレバー式に改変する為に各部のモーメントと
負荷、荷重計算を平均体重70kgとカタログ数値での
車両総重量を参考に算出致しマウス、

こうする事によってMbに掛かる最大荷重を数値化して
使用する鋼材の厚さの選定や取り付けステーの形
なんかを決めて行きます、


ノーマルよりは明らかに軽くなるのですが、
ノーマル車重でサスペンションではなく
リジットの場合、Mbにおよそ200Kgの負荷が
掛かる計算ですので、正味300kgは耐えれる様にします。




で、こんな頭良さそうな事書いてるけど実際には
計算式を導いたのは力学に詳しい友人です。

ホントすいません


感謝ですね。







ちなみにデザインはこんな感じです。
かっこいいぃ










そしてhalf250ですが、

販売を想定して、マフラーを
多段膨張室式に変更致しました、本当に静かです。

静かでトルクも十分に出ていますので、
後は好みによってスプロケットの段数を変更すると良いかも。












売れてほしくないけど、引き続き一応オーナー様を募集しています。

まがい物にご注意下さい。

2018年3月31日土曜日

汎用タンクはカコウ無しではカッコウ良くないですよ




こんにちは、インスタグラムを見てる人には
重複してしまうのですが、なるべく記録に
残しておきたいので、先週入庫した汎用タンク
取り付けの例を紹介します、








切り出したのはマウントタブ3ミリ、
マウントタブの補強プレート1ミリ。

フローティングはネオファクトリーで
購入出来ますタンク用薄型ラバーマウント。




目的の位置に補強用プレートを溶接します。
汎用タンク側はとっても薄いので
溶解しない様に気をつけて溶接をします。

この後タンク用ライナーのPORを塗布したのですが
画像を失いました、、、ごめんなさい。。






中乾燥を入れてクリアーを2コート、
中研ぎを入れた後ヤマハ純正ステッカーを貼ります。





銀色に光っている部分がPORと言う1液の
強力ライナーです、ショップによっては
この部分までカラーを入れてしまいますが
(ASKも以前はそうでした)
最近は見切り線を淵までとし、キャップの接触面は
PORのみにしています、こちらの方が明らかに
ガスリークが少ないのと、塗装浮きが防止出来ます。

そしてトップコートをステッカーの上から施し
一晩。。。。。。。。。








ポリッシングの為に研ぎ出しをしていた私の
指先に妙な違和感が。






 





お、、、、おおおぉっ 笑



左側だけ浮いているではありませんか。。
古いステッカーなので、半分覚悟はしていた
のですが、いざこうなるとゲンナリしますねぇ









浮きが出たと言う事は塗膜の下は空間になってます、
ナイフで綺麗に淵から切り取り、新しいステッカーを
ラインに沿って貼り直し。


タンク側を綺麗にマスキングしてから切り取った分
のみトップコートを施します。

全然解らないでしょう?







最後にワンショットペイントでピンラインを入れたら
完成!汎用タンクでも的確な補強やライナー施行によって
随分とクオリティに差が出ます。



その他の部品を装着したら納車になります。

叩き出しタンクもガラッと印象が変わりますが
汎用タンクを小加工して取り付けても
十分格好良くなりますねぇ。。

たまにこういった作業をすると気分がスッキリ。
叩き出ししてると加工室がドンヨリしちゃってまぁ
。。。。。

half250のCMをしてみるけど誰か食いつけよ 其の1




THE half 250のお話をする前に
ベースとなったXLR250Rと、デュアルパーパス
イメージ、語源となった車両の紹介をします。


先ずはXLR250Rからお勉強しましょう。







ホンダXLX250の後継機として1985年に発売された
RFVC(放射状4バルブ燃焼室)ヘッドを搭載した
公道エンデューロマシン、後輪ドラムブレーキの
前期型は当時の価格にして358000円、

ノーマルの状態の乗り味は
RFVC独自のブンブンと高回転まで
回るエンジンに、低速よりのギアーで
ちょいと坂の多い道をわざわざ選んで
走りたくなる、そんな気分にさせてくれるバイク、

やや、なんか、なんのインプレだよ。。


現在の価格は下は平均6万から完全調子の美品で
大体35万円程度、レーサーのXR250Rとも
なれば価格はグンと上がって高いと60万を超える物も。

大体は当時から所有してクタクタになっているか
譲渡を繰り返して少年やリターンライダーの
練習用バイクとして今は重宝されているような存在。

だが大抵がゴミと化している模様。

純正部品供給率は "中”
コレだけ出回っている割には鈴鹿部品倉庫には
まだまだ在庫が有るようです、

欲しいけどもう廃盤なのが主に下記部品

・ジェネレーター
・ピックアップコイル
・CDI

はい、点火系統全滅ですね、、しかし!

ジェネレーターに関してはホンダの125CCクラスの
モノで代用可能です、また、本来バッテリーレスですが
上記の代用ジェネレーターで三相交流のバッテリー
搭載仕様に変更改変が可能です、
(ハーネスは全て引き直しですが、、、)

ガスケット類は未だに出ますので心配無用です。


ネオカフェや、ネオオフローダーには
価格、性能的にも相当おすすめしたい車体。




・そしてHONDAが変なバイクを発表・



売れたのか売れてなかったのか
イマイチピンと来ない”デュアルパーパス”の
ベースとなった車両、HONDA AX-1

都市伝説的ですが、日本でオンオフ両用バイクを
発売したのHONDAが初で、デュアルパーパスの
元となった車両とにわか歌われています。

海外ではこういう変なバイクを
”トレール”って言いますね。

変なバイク。。。。


ちなみに水冷エンジンで、
中古市場では大抵がクソぼろになって
朽ち果てている、、、、

良質個体やタマ数が多いのが
北海道と言うのもちょっとした謎である。






そしてピンときた私の答え。

んー、

じゃあオンロードのカフェとオフを融合した
デュアルパーパスがHONDAから発売されたら?

出来ちゃいました、

THE half250

ハーフの意味は、カフェとオフを半分の意味。

AX-1には悪いけど、勝った感は強い。

ややっ、噓ですごめんなさい。


Photo by CUSTOM front







カウルレス仕様は特に世紀末な人にオススメ






バンパーやフロントカウルは脱着が可能で、
気分に合わせて数分で着せ替えが出来ます。

灯火類は全てLED、
何も損ねる事無くこのスタイリング、

実はタンクを外すとむちゃくちゃダサいのは内緒。

エンジンはXR250Rというエンデューロレーサーの
モノを腰下までオーバーホールし、
ベアリングやゴム部品を全交換した
マニアがヨダレを垂らす程の免品。

しかもキャブレターもME06純正の
当時物新品である、、、、、

エンジンだけでも結構な価値。

XR250R(ME06)は構造が微妙に違い、
ハイコンプ仕様なのである。

僕は外観だけでは未だに解らないのですが、
玄人から見るとME06と言う事が一発で解るそうな。





サスペンションはジョニーズファクトリーさんにて
ロードよりのセッティングにリバルビング。

コイルスプリングは門脇コーティンングさんで
パウダーコートを施しております。











シートワークは勿論、福生のフリーダム、
ラズルダズルカスタムシート。

疣痔用のシートと笑われながらの作製である








メーターは光るとこんな感じです、
安心の電圧計付き、

ん?バッテリーレスなのは内緒ですよね?

やや、ピコピコ動いてるのカッコいいですから。


と言う事でこのhalf250

販売を考えていたのですが、しばし考えます。。



気になる参考価格ですが

この程度の内容で

・車両
・フル外装のアルミ叩き出し
・エンジンオーバーホール
・消耗品全交換
・各種部品代

ざっくりとした内容詳細で申し訳ないですが
150万から〜  です。

小物部品一つ一つも丁寧にブラストし、
ネジ類も再メッキを掛け、丁寧に組み上げた
いわば新車です。


勿論、メーターは簡素で構わない、
ワシのバイクはオーバーホールもいらんっ
とにかくhalfが欲しい!って相談も受け付けます。

ただ、お店の印象を悪くはしたくないので
ここまではシッカリとやっていただきたいー
と言う箇所は幾つかありますのでご理解下さい。

その他新しい提案も柔軟に対応出来ると思います。

吊るしのバイクを無理に選んで購入するよりは、
少しプラスして自分の理想の形を追い求めるのも
一つの手段ですよね。